- 2023-08-18
- プレスリリース
『SEIKYU+』、物販企業・EC事業者向けのインボイス制度対応機能を追加
株式会社Biz Forwardは、クラウド型BtoB請求代行サービス『SEIKYU+』において、納品書のやり取りが発生する物販企業・EC事業者向けのインボイス制度(適格請求書等保存方式)対応機能の提供を開始しました。これにより、ユーザーは納品書単位で消費税計算をする場合でも、インボイス制度の要件を満たしたインボイス(適格請求書)と適格返還請求書の発行ができるようになります。
■今回追加されたインボイス制度対応機能
<複数書類でインボイス制度の必須項目を満たしたインボイスを発行>
インボイス制度は、一つの請求書につき税率ごとに1回の端数処理を行うのが原則※1です。しかし、交付された複数の書類相互の関連が明確で、納品書に税抜価額か税込価額を税率ごとに区分して合計した金額と、適用税率、消費税額が記載されている場合は、納品書ごとに消費税計算を行い端数処理をした場合でも、請求書と複数の納品書をあわせてインボイスの必須記載事項を満たすことも可能です※2。
この度の機能追加で、請求書と納品書に代わる取引明細書の二つの書類により、インボイスの必須記載事項を満たすことで、納品の都度消費税計算をしている売り手企業でもインボイス(適格請求書)の発行が可能になります。
・インボイス制度対応機能の詳細について
URL:https://bizforward.co.jp/seikyuplus/invoice
※1 国税庁「適格請求書等保存方式の概要」P.8
※2 国税庁軽減税率・インボイス制度対応室「消費税の仕入税額控除制度における適格請求書等保存方式に関するQ&A」問65(複数書類で適格請求書の記載事項を満たす場合の消費税額等の端数処理)
■対応の背景
物販企業・EC事業者では、取引の際に納品書のやり取りが多く行われており、納品の都度、消費税計算が発生しています。しかし、インボイス制度では一つの請求書につき、税率ごとに1回の端数処理を行うのが原則とされています。そのため、納品書ごとに消費税計算をする従来の商習慣では、納品の都度インボイスを発行・保存しなければならず、請求業務の負担が増加してしまうという声をいただいていました。
今回の機能追加により、納品書の代わりとなるインボイス制度の記載要件を満たした取引明細書と請求書を発行することで、これまでの消費税計算方法を継続したまま、ひと月の納品分全てを一つのインボイスにまとめて発行できるようになりました。
また、適格請求書発行事業者に求められるインボイスの写しの保存に対応しており、発行したインボイスはいつでもクラウドからダウンロード可能です。さらに、改正電子帳簿保存法(以下「電帳法」)の法的要件も満たしているため、本サービスをご利用いただくことでインボイス制度と電帳法の両方に対応できます。
■『SEIKYU+』について
『SEIKYU+』は、企業間決済に必要な与信や請求業務を代行し、売掛金の入金保証※3まで行うクラウド型BtoB請求代行サービスです。請求に関わる業務を代行するだけでなく、ご利用企業は請求依頼から入金の確認までクラウド上で管理することができます。本サービスをご利用いただくことで、請求業務の効率化やキャッシュフローの安定化を実現できます。
特長:
(1)業務効率化
与信・請求書発行・支払確認まですべてがデジタルで完結するためリモートワークでも業務可能
(2)新規顧客開拓/継続
最短数秒の与信審査を実現。審査通過率は99%※4
(3)キャッシュフローの安定化
「入金遅延」や「貸し倒れ」のリスクを回避
(4)低コスト
業界最安水準の決済手数料
サービスURL:https://bizforward.co.jp/seikyuplus/top
※3 当社所定の条件を満たした場合に限ります。
※4 2022年1月〜2022年12月に『SEIKYU+』について事業者から買取を打診された債権の審査通過率。なお、利用規約違反の疑いのある場合は除く。
■株式会社Biz Forwardについて
名称 :株式会社Biz Forward
所在地 :東京都港区芝浦 3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
代表者 :代表取締役社長 冨山 直道
設立日 :2021年8月2日
URL:https://bizforward.co.jp/
事業内容:クラウド型BtoB請求代行サービス『SEIKYU+』の提供
https://bizforward.co.jp/seikyuplus/top
中小企業向けオンライン型ファクタリングサービス『SHIKIN+』の提供
https://bizforward.co.jp/shikinplus/top